八朔祭で五穀豊穣願う 本尊を特別公開 宇都宮・多気山寺持宝院

 【宇都宮】田下町の多気山持宝院(伊藤永人(いとうえいじん)住職)は3日、五穀豊穣(ほうじょう)などを祈願する「八朔祭(はっさくさい)」を開いた。

 市有形文化財に指定されている本尊の不動明王は約680年前、勝山城(さくら市)から遷座された。その日が旧暦8月1日だったことから、同院は月遅れの毎年9月1日に八朔祭を執り行い、年1回の本尊の特別開帳を行ってきた。3年前から9月第1日曜に変更し、前日夜に宵祭りの「万灯会(まんとうえ)」を開いている。

 八朔祭当日は、朝6時から本堂で特別開帳の大護摩供(おおごまく)を奉納。参拝者は神妙な面持ちで内陣に入り、本尊に手を合わせた。田下お囃子(はやし)会による奉納も行われた。