佐野で田村耕一企画展 登り窯設計図や写真なども初公開

 【佐野】高砂町の市人間国宝田村耕一(たむらこういち)陶芸館で企画展「田村耕一の技(4)土と炎展」が開かれ、多くの陶芸ファンらが訪れている。田村ならではの銅彩柘榴文大壺(どうさいざくろもんおおつぼ)をはじめとした作品37点のほか、登り窯の設計図といった資料や窯出し時などの田村自身の古い写真などを初公開している。11月26日まで。

 田村が使用した土の種類や土を変形させて器を作る成型の課程を紹介するとともに、土の色や質感を生かした加飾技法にも注目した展示内容となっている。また、登り窯の設計図や焼成グラフノート、成型や窯出しした際の田村が写っている写真などの資料も同時に紹介している。

 会場では銅彩柘榴文大壺のほか、人の顔が彫られたユニークな顔文壺(がんもんつぼ)、柳の枝が美しい鉄絵柳文陶板(てつえやなぎもんとうばん)、草文茶碗(そうもんちゃわん)など計37点を、「土で魅(み)せる」「土で飾る」「鉄釉(てつゆう)と炎」「青磁・銅彩と炎」など六つのジャンルに分けて展示。訪れた田村ファンらを楽しませている。

 午前9時~午後5時。入館無料。無休。(問)同陶芸館0283・22・0311。