晴れ渡る青空を映す鬼怒沼=17日午前10時半、日光市川俣

 日光市川俣と群馬県片品村にまたがる高層湿原の鬼怒沼。県内各地の猛烈な暑さとは縁遠く、湿原がつくる景観や涼風が訪れた人の気持ちを癒やしている。

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 鬼怒沼は奥鬼怒温泉郷からの山道を2時間半ほど歩いて到着。標高は2千メートルを超え、下界とより気温は10度以上低いという。また、約50の沼が点在し、無風時は周囲の山や雲が水面に映る「水鏡」が見られる。

 夏空が広がった17日、友人と訪れた川崎市中原区新丸子東3丁目、無職佐久間憲文(さくまのりふみ)さん(66)は「こんな場所に沼があり驚いた。眺望も開けて景色が素晴らしい」と満足の様子。奥鬼怒温泉郷の旅館「加仁湯」の小松輝久(こまつてるひさ)社長(53)は「ワタスゲは終盤だがキンコウカやサワランなどの花も8月上旬まで楽しめますよ」と話す。