シーズン開幕を前にしたパーティーで挨拶する砂川さん=2011年1月、宇都宮市内。阪本竜也さん提供

 山口県で11日に開かれたレースは、生配信を病床で見守ったという。宇都宮ブリッツェン勢が表彰台を独占し、優勝したのは設立当時から所属する小坂光(こさかひかる)。現地からの吉報に「ものすごく喜んでくれた」と広瀬佳正(ひろせよしまさ)副社長は話す。その快挙から10日後の21日、運営会社会長の砂川幹男(すなかわみきお)さんが永眠した。74歳だった。

 初めて会ったのは2008年10月、宇都宮市役所で開かれたチームの旗揚げ記者会見。「これからは地方の時代。自転車を切り口にした街づくりをしたい」。そう語ったのが砂川さんだった。