9月8日を「桑の日」に 小山市 地方創生、海外発信目指す

 【小山】桑・蚕・繭・紬(つむぎ)を2020年の東京五輪を視野に海外へ発信していこうと、市は1日までに、9月8日を数字の語呂合わせで「桑の日」と定めた。市は古くから養蚕が盛んな地域で全国有数の産地となっており、繭も県内一の生産量を誇っている。当日は制定を記念した講演会を予定している。大久保寿夫(おおくぼとしお)市長は「この制定を機に、桑を使った地域活性化を一層進めるとともに、海外にPRしていきたい」などとしている。

 市内には養蚕業にちなんだ「桑地区」「絹地区」という地名が残っている。市によると、現在7戸の養蚕農家が約8ヘクタールの畑で桑を栽培し、県内の年間生産量の約4割となる約6トンの繭を生産している。ユネスコ無形文化遺産に登録された本場結城紬も市の養蚕業の中で生まれた。