金子豊さん(JAXA提供)

 帝京大理工学部の学生らが開発した超小型人工衛星などを載せた、宇宙航空研究開発機構(JAXA)のイプシロンロケットが10月1日、打ち上げられる。JAXAのプロジェクトで責任者を務める金子豊(かねこゆたか)さんが22日、下野新聞社のオンライン取材に応じ、「イノベーティブ(革新的)な技術がある」と帝京大の衛星を評価した。地域企業などが宇宙産業に進出する意義を強調し「地域で宇宙に関わるプレーヤーを増やしたい」と意気込んだ。

 帝京大の人工衛星「TeikyoSat-4」(愛称・おおるり)は、JAXAの公募、選定を経てイプシロンに搭載されることが決まった。革新的衛星技術実証グループ長を務める金子さんは「将来宇宙開発を担う若い世代の人材育成は大きな目的の一つ」と、開発が学生主体で進められた意義に言及した。