御仮殿近くに掲げられているのぼり旗

 【日光】山内の世界遺産・日光東照宮は19日、陽明門など境内の建造物8棟の国宝指定70周年を記念し、敷地内に恒久平和を願うのぼり旗50本を掲げた。

 芸術を通じて平和を願う東照宮の取り組みの一環で、芸文協会(東京都中央区)との共催。新型コロナウイルスの収束や東日本大震災など自然災害からの復興への祈りも込めて企画された。

 のぼり旗が掲げられたのは、日光東照宮美術館や御仮殿の近くなど8カ所。旗には東照宮と関わりのある全国の洋画家や日本画家、書家などの作品がデザインされている。11月20日までの第1期と同21日~来年1月22日の第2期に分け、各所に掲げる。

 東照宮の湯沢一郎(ゆざわいちろう)権宮司(60)は「平和を目指す旗印として、徳川家康(とくがわいえやす)公の平和理念を思い出してもらいたい」と話した。