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実がはじけ、摘み取りの時季を迎えた綿花=22日午前10時35分、真岡市東沼

 栃木県の伝統工芸品「真岡木綿」の原料となる綿花の摘み取りが、真岡市内で始まっている。22日は同市東沼の約900平方メートルの畑で、真岡木綿会館の織り子11人が作業に当たった。

 5月に種をまき、収穫は今月上旬からスタート。今年は雨の影響で生育が遅れたが、収量は同市内の農家に委託している分と合わせて計約100キロの見込みという。

 この日は、はじけた実からふんわりと顔を出した真っ白な綿花約3キロを、丁寧に手摘みした。収穫後の綿花は乾燥やごみと種の除去などをして、糸として紡がれていく。

 同館の鶴見純子(つるみじゅんこ)さん(63)は「畑の風通しを良くしたので、今年はよりきれいな綿が取れると思う。10月は晴天が続いて収量が増えてほしい」と話した。