24時間訪問介護1日始動 診療、買い物支援も検討 栃木「あったかネット」

 【栃木】市の医療、在宅介護関係の団体などで組織する城内町2丁目の一般社団法人「あったかネットとちぎ」(市地域包括ケア推進ネットワーク)は9月1日から、在宅要介護者を24時間体制でサポートする定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービス「安心ネットとちぎ」を始める。県内では足利市、宇都宮市に続く取り組みで、24時間対応のコールセンターを設置し広範囲にわたり在宅要介護者をケアする。在宅診療や買い物支援も検討しており、同法人の佐々木剛(ささきつよし)会長(74)は「“栃木モデル”として成功させたい」と意欲を見せている。

 同法人は2015年3月、市特養養護連絡会や市医師会など11団体で結成。団塊世代が75歳以上になる2025年問題に備え、地域包括ケアシステムの構築に取り組んでいる。

 城内町2丁目の特別養護老人ホーム「蔵の街ひまわり」の敷地内にコールセンターを置き、ヘルパーは兼務を含め6人体制。1日に複数回利用者宅を訪ね、24時間体制で突発的な事案にも対応する。利用者は3人でスタート。基本エリアは栃木地域の東部だが、市内各所に事業所を持つネットワークを活用しながらエリア外の相談も受け付ける。