絵画や小説の昆虫題材の標本箱15点 矢板・県民の森、9月から貸し出し

絵画や小説の昆虫題材の標本箱15点 矢板・県民の森、9月から貸し出し

 【矢板】県民の森管理事務所マロニエ昆虫館=長井=は9月1日、県内の図書館などを対象に文学や美術といった人文科学に基づく昆虫展示資料の貸し出しを始める。資料は絵画や小説、星座に登場する昆虫を物語に即して標本にしたもの。貸し出し無料で申し込みを受け付けている。

 昆虫展は「文学に登場する昆虫たち」「神話と星座と虫の名と」など15テーマを用意。標本はチョウや甲虫など多彩。テーマごとに数箱から30箱ほどの標本箱(縦40センチ、横50センチ)と解説パネルなどを貸し出す。

 標本箱は、同事務所職員の新部公亮(にいべこうすけ)さん(62)が約10年前から作成した。新部さんは「通常の自然科学とは異なる切り口の『人文的昆虫展』。自然と人間とのつながりや多様性を感じることができる」と説明。全国各地や海外へも昆虫展の出前実績がある。