県内上半期の児童虐待認知件数

 栃木県警が今年上半期(1~6月)に認知した児童虐待は181件で、前年同期比23件(11.3%)減少したことが18日までに、県警のまとめで分かった。被害者は268人で42人(13.5%)減。身体的虐待の大幅な減少が、総数を引き下げた。親の「しつけ」を違法とした昨年の法改正などが背景にあるとみられる。一方、専門家からは「コロナ禍で外出自粛が続き、家庭の外に現れていないだけだろう」との声も上がる。

 県警人身安全少年課によると、児童に直接暴力を振るう「身体的虐待」は47件で、前年同期比14件(23.0%)減少。昨年の児童虐待防止法改正に伴い、しつけ名目の体罰が違法として明記され、抑止効果が働いているとみられるという。