宇都宮動物園 荒井賢治園長(57)

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で客足が大幅に減少している上金井町の宇都宮動物園。老朽化した設備の更新もままならないため、同園は人気者の高齢の雌ゾウ「宮子」のプール改築資金を調達しようと初めてクラウドファンディング(CF)を実施した。すると開始から13日間で目標額の1300万円に到達、あらためて同園の人気の高さを示す格好となった。荒井賢治(あらいけんじ)園長(57)にコロナ禍で同園が置かれている現状や人気の秘密、今後の展望などを聞いた。

 -昨年から続いている新型コロナウイルス感染の影響は。

 「年間の入場者数は例年なら20万~22万人。それが昨年は15万人に激減した。(本県対象に現在)国の緊急事態宣言が出ており、今後の行楽シーズンの団体客が全く見込めないことから、今年は年間11万人程度まで悪化することが予想される」

 -そうした中での初のCF。開始からわずかの期間で目標額に達した。宮子を含む宇都宮動物園の魅力とは。

 「動物との距離が近く、身近なことが魅力。毎月2回は手作りイベントも開いている。飼育員がフランクに来場者と接しているので、リピーターになってくれる人も多い」