郷土料理のしもつかれを国の文化財に-。県が16日までに編成した9月第2次補正予算案に、しもつかれの無形民俗文化財登録に向け調査研究費として約727万円が盛り込まれた。改正文化財保護法で新設された無形文化財の「登録制度」に基づき、県として初めての登録を目指す。独特の見た目や風味から最近では敬遠されがちな傾向もあるが、県は郷土の誇れる食文化として県民に再認識してもらうとともに、全国にもアピールしたい考えだ。

 これまで無形の文化財は「指定」のみだったが、同法が6月に施行され、より基準の緩やかな登録制度が設けられた。少子高齢化などに加え、新型コロナウイルスの影響による活動の制約で、継承が危ぶまれる祭りや郷土料理などが幅広く保護対象とされた。