小山評定に列席した武将らを描いたポストカード

ポストカードを作製した栗原社長(左)と小堀さん(右)

小山評定に列席した武将らを描いたポストカード ポストカードを作製した栗原社長(左)と小堀さん(右)

 【小山】地元ゆかりの商品を販売する中央町3丁目のまちの駅「思季彩館」を委託運営するSunフーズ(駅南町6丁目、栗原宏(くりはらひろし)社長)はこのほど、関ケ原の戦いの直前に市で開かれたとされる軍議「小山評定」に列席した武将などを描いたポストカードを作製した。「開運のまち・小山」の街おこしの一助にしようと新たな土産物として商品化。歴史の転機に居合わせた名だたる武将がそろうだけに「開運の便り」となりそうだ。

 小山評定は1600年、会津の上杉討伐のため進軍していた徳川家康(とくがわいえやす)が石田三成(いしだみつなり)の挙兵を知り、従軍していた諸大名を小山に招集し開いた軍議といわれる。ほとんどの武将が家康に付いて三成と戦う意思を示したことから、市は関ケ原の戦いでの家康勝利を決定付けた軍議として「開運のまち」を掲げている。

 栗原社長は「小山評定を題材にしたお土産で街おこしをしたい」と考え、ポストカード作製を企画。社員の小堀浩行(こぼりひろゆき)さん(55)=花垣町1丁目=が10年ほど前から趣味でCGを手掛けていたことから、デザインを頼んだという。

 全国で文献や写真などを探したものの「小山評定に関する資料が少なく苦労した」と小堀さん。約3年かけて、福島正則(ふくしままさのり)や藤堂高虎(とうどうたかとら)、黒田長政(くろだながまさ)ら28人の武将と軍議の様子をCGでデザインした力作となった。

 武将のイメージに先入観を持たれないよう、かぶとの下の表情はあえて描かず「甲冑(かっちゅう)の質感や文献に書いてある武将の性格などを忠実に表現することを心掛けた」と出来栄えに満足そうだ。

 思季彩館でのみ販売している。29枚1セットで税込み2700円。(問)同館0285・25・5611。