県内医療機関の病床機能報告結果

 県医療政策課は10日までに、2020年度の県内医療機関機能別病床(ベッド)数を公表した。在宅復帰に向けた医療やリハビリテーションを提供する「回復期」は、前年度比20床増の1725床で、県が推計する25年度の回復期の必要病床数(5179床)の3割にとどまった。回復期病床の整備や他の病床の削減は一定程度進んでいるものの、依然必要数との差が大きく開いているのが現状だ。

 20年10月に調査し、県内の医療機関(病院、有床診療所)186カ所全てから回答を得た。総病床数は前年度比299床減の1万7142床。内訳は、救命救急や集中治療に対応する「高度急性期」が3114床で173床(1・3%)増。施設建て替えで休棟していた病床が再開し増加した。高度急性期に次いで緊急性の高い「急性期」は7782床で172床(0・2%)減り、長期療養向けの「慢性期」は4147床で222床(0・9%)減った。