住民票などが発行できないシステム障害が発生した栃木市役所=9日午前、栃木市万町

 県内23市町で9日朝から、システム障害が発生し、行政窓口で住民票や印鑑登録証明書などが発行できない状況になった。情報サービスのTKC(宇都宮市)が提供しているシステムの不具合が原因で、導入していない宇都宮、小山両市を除く各市町は、代替の対応や住民への周知に追われた。午後3時ごろまでには復旧した。不具合が発生した市町村は全国で142に上る。

 下野新聞社が県内全25市町に問い合わせたところ、23市町では午前8時半の業務開始時から、市役所や町役場の市民課や住民課の窓口、支所・出張所の窓口でシステムが機能しなくなった。住民票や印鑑登録証明書などの印刷・発行ができず、転入、転出といった手続きにも支障が出る自治体が相次いだ。