東武宇都宮百貨店で販売されるあやねのバナナとパイナップル=宇都宮市

 熱帯果樹栽培のあやね(益子町前沢、塚田彩音(つかだあやね)社長)は先月から、生産したバナナとパイナップルを宇都宮市宮園町の東武宇都宮百貨店で販売している。「農産物の販路拡大」を町経営計画に盛り込んでいる益子町があやねから相談を受け、百貨店側とのマッチングを支援し、実現した。

 同町の池田浩之(いけだひろゆき)産業建設部長は「行政の進める販路開拓支援は、個別企業までは踏み込めていなかった。だが付加価値の高い商品はもっと後押ししたいとの思いがあり、計画に基づいて支援した」と説明する。

 あやねは、土壌汚染調査や室内環境測定などを手掛ける環境公害分析センター(宇都宮市問屋町、塚田加代(つかだかよ)社長)が熱帯果物生産に取り組むため2018年に立ち上げた。19年5月から益子町生田目のビニールハウスで、バナナやパイナップルなどの栽培研究を進める。