栃木県庁

 新型コロナウイルスの自宅療養者向けに県が1日に開設した「夜間コールセンター」で、5日までに26件の対応要請や相談があり、うち10件で救急搬送を要請したことが7日、分かった。県内の自宅療養者はピーク時の約1500人からは減少しているものの同日時点で728人と依然多い。

 同日の県議会生活保健福祉常任委員会で明らかにした。夜間コールセンターは午後5時15分~翌日午前8時半まで、看護師2人が常駐して自宅療養者からの相談などを受け付けている。

 血中酸素飽和度が低下していないかや発熱などの状況を聞き取った上で、患者本人に救急要請を行ってもらうケースや、管轄する保健所につないで搬送を調整するケースがあったという。その他は、自宅療養中の不安の声などが寄せられた。

 県は自宅療養者の支援体制を強化。感染者の急増で保健所の業務が逼迫(ひっぱく)する中、県所管の保健所5カ所に看護師を22人配置し、健康観察の充実を図る。

 医師による往診についても準備を進めており、県担当者は「県医師会と連携し、協力してもらえる医師の名簿がまもなくできる」としている。