渡良瀬遊水地の「再生」へ議論 ラムサール登録5周年記念シンポ 栃木

 【栃木】渡良瀬遊水地のラムサール条約湿地登録5周年を記念する「渡良瀬遊水地の未来 市民と共に歩む行政」と題したシンポジウムが12日、市藤岡文化会館で開かれ、約140人の来場者が環境保全への理解を深めた。

 市民団体「渡良瀬遊水池を守る利根川流域住民協議会」が主催。冒頭、琵琶湖周辺の農村生活などの研究に取り組む前滋賀県知事の嘉田由紀子(かだゆきこ)さんが講演。近代化により水田から生き物が減少した地域を例に挙げ、自然を取り戻すための価値観の転換を訴えた。

 その後、嘉田さんと同協議会代表世話人の高松健比古(たかまつたけひこ)さん、鈴木俊美(すずきとしみ)市長、大久保寿夫(おおくぼとしお)小山市長が市民と行政の協働について意見を交換した。