栃木県内で8月末までに確認された新型コロナウイルス感染者数は1万3406人(9月8日現在)。8月は月別で過去最多となる5033人の感染が確認され、これまで最多だった1月の2271人の2倍以上に上った。
1333人だった7月から比べると爆発的な増加で、県内を襲った「第5波」の感染拡大のすさまじさを示している。
医療提供体制の負担も深刻となっていて、入院のほか宿泊療養、自宅療養などを含む療養者数は8月25日に最多の2356人に上った。31日には1824人と減少の兆しは見えるものの、危機的な状況が続いている。
20日には3度目の緊急事態宣言の対象地域となった栃木県。8月の感染状況や検査陽性率、市街地の人出などをデータから振り返る。
※栃木県は9月5日、感染判明日を8月31日とする感染者1人を発表。6日には感染判明日を8月28日とする感染者1人を取り消し、8日には感染判明日を8月29日とする感染者2人を発表しました。8月の感染者数を5033人、累計感染者を1万3406人に修正しました。