中高生らへの新型コロナウイルスワクチンの優先接種を巡り、県内各市町は、より慎重な対応を迫られている。「接種・非接種による差別が起こる可能性がある」などと懸念するためだ。ワクチン不足から優先対象を限定せざるを得ないケースもあり、接種の在り方の模索が続いている。

 夏休み期間中に優先枠を設けた下野市。市の会場の集団接種で中高生約600人が接種した。担当者は「接種への同調圧力やいじめなどが懸念されるため、学校単位での集団接種はやめた」と説明する。