3年がかり、85歳がみこし手作り 小山の塚原さん

 【小山】高椅(たかはし)、元結城紬(つむぎ)職人塚原良男(つかはらよしお)さん(85)は3年がかりで手作りみこしを完成させた。長年、地元の伝統産業に携わった器用な手先を生かし、真ちゅう板の加工や装飾彫刻を施した。塚原さんは「難しくて途中で投げ出そうとした時もあったが根気よく続けて良かった。しばらく眺めた後、みこしをどう活用するか考えたい」と話している。

 ヒノキを使った手作りみこしは高さ約1・4メートルで、約1メートル四方の屋根に鳳凰を設置した本格派。設計図はなく、市内や茨城県結城市内の祭りに足を運び、会場に集まったみこしを見せてもらい、内部構造を頭にたたき込んだ。