下野新聞社営業局が2020年9月~21年5月に企画制作し、広告特集などとして紙面展開した「下野新聞認知症カフェプロジェクト」が、日本新聞協会の第41回新聞広告賞(新聞社企画・マーケティング部門)を受賞することが決まった。同協会が1日、発表した。下野新聞社が新聞広告賞を受賞するのは14年以来2度目。

 プロジェクトは認知症への不安や恐怖、偏見をなくし、発症しても自分らしく生きる大切さを啓発した。前向きなキャッチコピーやオレンジを中心に明るい色での新聞広告を展開した。AR(拡張現実)技術による動画や識者コメントも交えた。紙面以外にも啓発イベントを開催したほか、ウェブとの連携も図った。

 新聞社企画・マーケティング部門には全国から63件の応募があり、同賞には5件が選ばれた。

 下野新聞社の受賞について日本新聞協会は「深刻なテーマである認知症の問題を前向きに捉えた。認知症という国民的課題に対する新聞社の取り組みの見本となる企画力が高く評価された」としている。

 表彰は10月15日、東京都内での「新聞広告の日」記念式典で行われる。