愛嬌のあるスッポンモドキと遊ぶ親子連れ

 【大田原】県内唯一の水族館、佐良土の県なかがわ水遊園。企画展「ゾクゾクは虫類と両生類展」開幕2日目の14日、ちょっと怖いけどかわいい「キモカワ」な生き物を目当てに、家族連れやファンでにぎわった。猛暑の中「ゾクゾクと涼しくなるかも…」と期待して、キモカワ系が苦手な記者がその世界をのぞいた。

 恐る恐る展示ゾーンへ足を踏み入れると、目に飛び込んできたのはスッポンモドキ。鼻が大きく何とも愛嬌(あいきょう)のある顔だ。水槽をコンコンたたくと反応して寄ってきてくれる。何だ、意外とかわいいじゃないか。

 「ウーパールーパー」の愛称で知られるアホロートルや珍しいカエルたちにすっかり癒やされながら順路を進むと、物騒な標示が。「観覧注意 ここからはちょっと怖い生き物がいます。苦手な方は出口へ」。そう言われたら、行くしかない。意を決して「ちょっと怖いゾーン」に入った。

 いきなり苦手なヘビ…。と思ったら、手のない「バルカンヘビガタトカゲ」。トカゲと知ってちょっと安心する。恐竜のような顔つきのギアナカイマントカゲは「おとなしい性格」と聞くと、何だかかわいく見えてくるから不思議だ。25種約100点の生き物を見終わるころには「キモカワもいいかも」と思えてきた。

 那須町から母高久絢子(たかくじゅんこ)さん(39)、兄の小学5年尚路(なおみち)君(10)と訪れた同2年奈月海(なつみ)さん(7)は「面白い生き物がいっぱいいた。カメがかわいかった」と笑顔で話した。展示は9月2日まで。