くす玉を割って祝ったSL「大樹」の乗客10万人達成セレモニー

 【日光】昨年8月に運行を開始した東武鬼怒川線のSL「大樹(たいじゅ)」が14日、乗客10万人を達成し、鬼怒川温泉駅前広場で記念セレモニーが行われた。

 10万人目の乗客を運んだ大樹3号は、午後1時半すぎに同駅に到着。セレモニーでは、鬼怒川温泉駅の湯沢真(ゆざわしん)駅長が「10万人達成はすべての関係者のおかげ。これまで以上に連携を深め、沿線地域とともに発展していきたい」などとあいさつした。

 乗車していた相模原市、会社員宮代渉(みやしろわたる)さん(36)、妻の奈緒(なお)さん(36)、長男の朔(さく)君(4)に、代表として記念品を贈呈。くす玉を割って10万人達成を祝った。奈緒さんは「古い乗り物だと思っていたのですが、快適でした。今日は息子の誕生日で、いい思い出ができました」と話していた。

 東武鉄道は16日まで、大樹の乗客に、10万人達成記念乗車証を配布している。

 大樹は、鉄道産業の保存・活用や日光・鬼怒川エリアの活性化、東北復興支援を推進しようと復活導入された。下今市駅-鬼怒川温泉駅間を、週末や祝日などを中心に1日3往復している。