宇都宮市議らが昨年11月の知事選告示前に福田富一(ふくだとみかず)知事への投票を呼び掛ける違法文書を配布した事件で、公選法違反(法定外文書頒布、事前運動)罪に問われた前宇都宮市議会議長の桜井啓一(さくらいけいいち)被告(59)の論告求刑公判が31日、宇都宮簡裁(細谷和信(ほそやかずのぶ)裁判官)で開かれた。検察側は「民主主義の根幹となる公選法の目的を阻害し悪質」として罰金30万円、公民権停止5年を求刑した。弁護側は、公民権停止1年以下が相当と主張した。