宇都宮グランドホテル=6月

 国内外の要人が訪れた名門ホテルとして知られる宇都宮グランドホテル(宇都宮市西原町、中村太三郎(なかむらたさぶろう)社長)が宇都宮地裁から破産手続き開始決定を受けたことが31日、東京商工リサーチ宇都宮支店と帝国データバンク宇都宮支店の調べで分かった。

 負債総額は約10億8千万円。コロナ禍に伴う経営不振が要因で、ホテル自体は7月31日で閉館していた。

 同社は1954年、陽南荘として設立された。71年には同ホテルがオープンし、昭和天皇をはじめとする皇族方や、マーガレット・サッチャー元英首相らも訪れた。