新型コロナウイルス感染防止対策のため、那須烏山市教委は6日から2週間程度、小中学校の大半の授業をライブ配信し、希望する児童生徒が自宅で視聴できるようにする。対面授業を原則としつつ、子どもの登校を不安視する保護者の声に配慮した。

 市内の小中計7校は30日に2学期が始まった。中学校の部活動は5日までの中止が決まっているが、短縮授業や分散登校の予定はない。こうした中、保護者から「子どもを登校させたくない」との声が学校側に寄せられたこともあり、授業のライブ配信を試みることとしたという。

 各校とも体育など実技が中心の一部の教科を除き、大半の授業の映像をライブ配信する。希望する児童生徒は学校が配布するタブレット端末を使い、自宅で視聴できる。配信は一方通行形式とし、視聴する側から教員に質問などはできない。授業終了後には視聴できないようにする考え。

 期間を延長するかは経過を見て判断する。市教委学校教育課は「あくまで登校しての対面授業が原則だが、さまざまな不安の声に応えつつ、児童生徒の学びの機会を保障したい」としている。