豊原乙吉田の町有地に決定 那須広域最終処分場 横岡の候補地案は消滅

 【那須】那須地区広域行政事務組合の次期一般廃棄物最終処分場の建設予定地として、新たに豊原乙吉田の町有地が選定されたことが3日、関係者への取材で分かった。既に周辺自治会と合意済みなど事実上の決定で、近く組合と自治会で環境保全協定を締結する。処分場候補地を巡っては2016年4月にいったんは横岡の山林を選定していたが、新たな予定地決定により横岡の候補地案は消滅する。

 関係者によると、新たな予定地となった町有地はJR豊原駅から西に約1・5キロ離れた山林で、広さ約6・5ヘクタール。学識経験者などからなる検討委で、当初の候補地の横岡に次ぐ適地とされる。

 那須地区広域行政事務組合によると、次期最終処分場は廃棄物の飛散を防ぐために建屋で覆うクローズド型(被覆型)で、汚水を排水せずに施設内循環させる。敷地面積約3ヘクタール、埋め立て容量約6万6千立方メートルで、埋め立て期間は15年間。総工費約33億円を見込む。

 同組合は那須町、那須塩原市、大田原市で構成。現在、同組合の最終処分場として大田原市川田にある「黒羽グリーンオアシス」が稼働しているが、使用期限が22年3月末に迫っており、次期最終処分場は22年4月の供用開始を目指す。