「とちぎココロの映画祭」のポスターを手にする高橋代表

 県内で社会派映画の上映を手掛ける日光市今市の任意団体「栃木県映画センター」は9月2日から、県内12会場で映画「心の傷を癒(いや)すということ」を順次上映する。新型コロナウイルス禍で閉塞(へいそく)感が漂う中、「とちぎココロの映画祭」と銘打ち、映画を通じて癒やしを届けようと企画。文化庁の「コロナ禍を乗り越えるための文化芸術活動の充実支援事業」に採択された。

 上映作品は、阪神淡路大震災で自ら被災しながらも、避難所などで被災者の心のケアに奔走した精神科医の故安克昌(あんかつまさ)さんの実話を基にしたヒューマンドラマ。壮絶な日々を送る被災者の心に寄り添う姿や家族との絆が描かれており、今年1月に公開された。