【茂木】町教委は28日までに、町内5小中学校の9月1日からの新学期に向けた新型コロナウイルス感染防止策と教育活動方針をまとめた。5校の児童生徒や教職員ら学校に出入りする関係者に簡易抗原検査キットを配って自主検査を行い、感染防止を図ることで授業を通常通り行うとした。

 抗原検査は9月に2回行う。初回は同3日に検査キットを配布し、5日夜か6日朝に検査してもらう。15~30分で判定でき、陽性の場合は医療機関の指示に従う。検査結果は内容にかかわらず学校へ連絡する。2回目は1週間後に行う。約170万円の費用は町が負担する。

 町教委は、こうした対策などを27日、町内で保護者代表ら関係者に説明。古口達也(こぐちたつや)町長は修学旅行前の追加検査も行う意向を示した。各校PTA役員からは「ありがたい。安心して登校できる。陽性となった場合の子どもへのケアも必要」といった声が出た。

 登校できなくなった児童生徒は、自宅でタブレット端末を使いリモートで授業を受ける。自宅にインターネット環境がない場合はモバイルルーターを貸し出す。

 10月予定の小学校の修学旅行は、福島方面を第1案とし、状況により県内での宿泊、日帰り旅行への変更も検討する。茂木中の京都・奈良方面への修学旅行は11月への延期を検討する。