パラ選手の安心安全な移動のサポートに当たる若菜さん=28日午後1時50分、有明テニスの森公園

 東京パラリンピックで那須塩原市出身の真田卓(さなだたかし)選手(36)、栃木市出身の大谷桃子(おおたにももこ)選手(26)が熱戦を繰り広げている有明テニスの森公園では、宇都宮市出身で大会組織委員会輸送調整部の若菜(わかな)ひとみさん(37)も奮闘している。選手らの安全安心な移動をサポートしながら、パラアスリートの姿に触れ、「障害がある人もない人も、共に生きる共生社会の実現」を願っている。

 大谷選手の初戦があった28日、車いすや義足の選手が続々と会場に入る。若菜さんは、車いすで乗り降りしやすい低床バスの運行管理などに奔走。酷暑により屋外コートでは試合開始が前日に続き遅れ、追加便の要望にも対応した。コロナ対策のため、外部との接触を遮断する「バブル方式」も常に意識する。