衆院栃木2区の自民党公認候補者を巡り、五十嵐氏(左)と西川氏の陣営は対立を深めている

 次期衆院選が迫る中、自民党の栃木2区の候補者を巡る争いが激しさを増している。26日には西川鎭央(にしかわやすお)県議が党本部で二階俊博(にかいとしひろ)幹事長に出馬の意向を伝え、翌27日は県連が公募で擁立した元県議の五十嵐清(いがらしきよし)氏(51)を支援する県議の会が立ち上がった。両陣営が歩み寄る気配はなく、分裂選挙は避けられない状況だ。菅政権の支持率が低迷する中、県議の間では選挙への強い危機感があり「党内で対立している場合ではない」と冷ややかな雰囲気も漂う。

 「われ関せずではなく、同じ思いを持ってこの問題に取り組んでほしい」。27日昼、県議会棟の大会議室。集まった県議を前に、木村好文(きむらよしふみ)幹事長が五十嵐氏への支援を求め声を強めた。その後、県議は配られた用紙に賛同の署名を行った。