五十嵐清氏

 次期衆院選栃木2区の自民党公認候補を巡り、県議会最大会派の「とちぎ自民党議員会」は27日、県連が公募で擁立した五十嵐清(いがらしきよし)前県議(51)を支援する県議の会を発足させた。党本部から五十嵐氏の支部長選任が依然認められない中、県議連名の要望書を提出し、再度選任を求める方針だ。

 会の代表には木村好文(きむらよしふみ)県連幹事長が就いた。会派所属の県議29人のうち、2区からの出馬を事実上表明した西川鎭央(にしかわやすお)県議(49)=さくら市・塩谷郡選挙区、1期=と、西川氏を支援する県連副会長の板橋一好(いたばしかずよし)県議を除く27人が名を連ねる。

 自民分裂選挙の様相となる中、木村氏は報道陣の取材に「(五十嵐氏の擁立は自民県連で)機関決定したこと」と主張しつつ、「(解決の)糸口は見えない」と率直に明かした。

 一方の西川氏は26日に出馬意向を二階俊博(にかいとしひろ)幹事長に伝えるなど党の後ろ盾を強調。既にさくらや高根沢、鹿沼市など3市2町の市町議有志が支援組織を設立。近く日光市議も加え一本化し、計50人程度が参加する。党内分裂はさらに深まる見通しだ。