信号機がなく、重大事故や渋滞が起きにくいとされる円形の「環状交差点」(ラウンドアバウト)が大田原市狭原(せばはら)の市道に設置される。津久井富雄(つくいとみお)市長が13日の定例記者会見で発表した。2019年度着工、20年度の利用開始を目指す。環状交差点は、県が宇都宮市西川田地区の総合スポーツゾーン接続道路への設置を計画しており、21年度の利用開始を目指しているが、大田原市で予定通り工事が進めば県内で最初になる。

 環状交差点は14年9月施行の改正道交法で設置が認められた。ドーナツ型の交差点を時計回りの一方通行で徐行し、交差点内を走る車が優先。同市によると全国に約70カ所ある。

 (1)右折と直進車の事故防止(2)交差点に入る際に減速するため重大事故が起こりにくい(3)交差点での待ち時間減少(4)災害や停電時の事故防止-が期待される。