2017年度に本県で脳・心臓疾患などによる「過労死」と労災認定されたのは7件で、東京都の15件に次ぎ全国ワースト2位だったことが13日までに、厚生労働省のまとめで分かった。都道府県別件数が公表されている06年度以降、本県は年間0~3件で推移しており、17年度は最も多かった。過重労働の是正対策が全国的に加速する中にもかかわらず、本県では過労死認定が急増した格好だ。

 17年度の「過労死等の労災補償状況」によると、全国で脳・心臓疾患による労災請求は前年比15件増の840件。過労死認定は15件減の92件で、過去5年間で最少。

 本県の請求は9件だった。過労死と認定された7件は全て男性で、うち4件は脳血管疾患、3件は虚血性心疾患などが死因。栃木労働局によると、3件が16年度の請求受理分、4件が17年度の受理分で審査を経て認定されたという。

 都道府県別では北海道と埼玉が6件、千葉と大阪が5件、群馬と神奈川、福岡が4件と続いた。労働力人口当たりの認定割合は本県が最も高い結果となった。