宇都宮市役所

 【宇都宮】清原工業団地の公園内トイレで2014年7月、50代男性がドアに左手親指をはさみ、けがをした事故があり、市は26日までに、損害賠償865万円を支払い和解する方針を固めた。市は31日に開会する9月定例市議会に関連議案を提出する。

 市によると、男性が清原南公園内の個室トイレを使用後、手前にドアを引いて外に出ようとした際、親指をはさんだという。男性は開放骨折と神経損傷のけがを負った。ドアは油圧式で、本来徐々に閉じる構造だったが、油が抜けた状態で閉まる速度が速かったという。経年劣化が原因とみられる。

 男性は16年10月、宇都宮地裁に提訴。市は安全管理上の不備は認めたが、過失割合などで弁論を重ね、地裁の和解勧告を受けて和解案をまとめた。市は事故を受け、当時このドアを含め計2カ所あった油圧式ドアを修繕した。