緊急事態宣言の発令を受け、学校の通常登校を取りやめ、オンライン授業や分散登校に踏み切る市町が相次いでいる。保護者は「感染防止につながる」と歓迎する一方、受験への影響や、仕事との調整への悩みを明かした。

 次女が小学1年の佐野市、自営業小沼美香(おぬまみか)さん(51)は、仕事をオンライン中心に切り替えて対応する。「通常登校よりははるかに安心」と評価しつつ、「入学してまだ数カ月なので勉強だけでなく、社会性やコミュニケーション能力の成長面などが気になる」と話した。

 「感染が収まらなくても、(緊急事態宣言後に)通常登校を再開してしまうことはないのか。学校での感染リスク、感染しても入院できず家庭内で広がるリスクなど、考えると不安はきりがない」