モデルナワクチンの異物混入と使用見合わせの状況

 米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンに異物が混入していた問題で、県は26日、県内で行われている職域接種のうち6施設で、使用見合わせの対象となるロット番号のワクチン納入が確認されたと発表した。

 県によると、対象となるワクチンは、同日までに確認できた分で約2700回分。このうち約千回分が使用されたという。これまでに目視での異物混入や健康被害の報告はないという。6施設には、厚生労働省から対象のワクチン使用を見合わせるよう通知されている。施設名は明らかにしていない。

 県内の職域接種は20日時点で企業や団体、教育機関などから64件の申請があり、61件が承認され、3件が保留となっている。宇都宮市の県営接種会場「とちぎワクチン接種センター」には、対象ワクチンの納入はなかった。

 一方、下野新聞社の調べでは職域接種を実施する企業や大学のうち、足利銀行と国際医療福祉大では、対象には該当しないとしている。いずれも接種を継続する。今月末以降に接種を開始する宇都宮大は、納入されるワクチンは対象に該当しないとの連絡を厚労省から受けた。すでに接種を終えた白鴎大も、対象のロットではなかったとした。