家中小正門前のビオトープ「保和のせせらぎ」。整備が進み、再び児童や地元住民らの憩いの場となっている

 【栃木】家中小の正門前にあるビオトープ「保和(ほわ)のせせらぎ」の整備が進み、再び児童や地元の住民たちの憩いの場となっている。1953年から同校のシンボルとして親しまれてきたが、約10年前から管理がままならなくなり、人を遠ざけていた「せせらぎ」。地元住民らの協力で潤いある空間に生まれ変わり、最近は放課後などに児童が魚取りなどで遊ぶ様子も見られるようになってきた。

 せせらぎは、地元住民が同校の創立80周年を記念し、同所に整備した「保和池」が始まり。創立当時「保和校舎」と呼ばれていたことにちなんで命名されたという。広さは約1千平方メートル。ベンチなどを置き、99年に現在の形となった。とちぎ名木百選に指定されるナンキンハゼとともに、長らく地元に愛されてきた。

 だが2010年の市町合併などで市の所管部署があやふやになると、学校の管理も追い付かず、雑草が伸び小川の水も詰まり荒れ放題に。児童だけではあまり近寄らなくなったという。

 昨年6月、地域教育協議会で地元住民が「せせらぎが荒れているのでどうにかしてほしい」と同校に要望。同校がボランティアを募集したところ、地元有志が積極的に手を挙げた。