県内で調剤薬局を展開するピノキオ薬局(宇都宮市東宿郷4丁目、田中友和(たなかともかず)社長)は、健康管理アプリ「カロミル」を使った食生活改善のアドバイスを始めた。食事を撮影するだけで人工知能(AI)がカロリーや栄養素を割り出し記録するシステムで、記録や計算の負担を大幅に軽減し、管理栄養士がスムーズに指導に入ることができる。同社は、本県で高い糖尿病の有病率改善にも貢献したい考え。
アプリは、開発会社のライフログテクノロジー(東京都中央区、棚橋繁行(たなはししげゆき)社長)が提供した。食事の撮影だけで、不足する栄養素の計算などができ、大幅な省力化を実現した。体重計の撮影で体重の推移も記録できる。同社の試算では、患者1人で1週間当たり約3時間かかる記録と計算を、約2分に短縮できる。
(残り:約 436文字)

「下野新聞電子版会員」・「SOON有料会員」に登録すると、【全文】を【広告表示なし】でお読みいただけます。
下野新聞ご購読なら電子版併読プラン無料!