3色のシンボルマーク「スリーアギトス」が形作られたパラリンピックの開会式=24日午後8時15分、オリンピックスタジアム

 パラスポーツの祭典が24日、開幕した。コロナ禍での開催に賛否両論があるが、障害者スポーツに携わる県内関係者は「障害者を取り巻く社会を変えるきっかけになるのではないか」と期待を寄せる。ただし、感動は「安心安全」の確保が大前提だけに、拭いきれない不安の声も交じる。

 医療の逼迫(ひっぱく)など厳しい状況も理解した上で、県障害者スポーツ協会事務局長補佐の小金沢茂(こがねざわしげる)さん(53)は「選手の目標、夢が失われずほっとしている。全力を尽くす姿からは、無観客の画面越しでも伝わるものが必ずある」と期待した。

 障害者スポーツに携わり30年以上。「する、見る、支える」どの側面も理解や認知が少しずつ進んできた。「障害者や家族が暮らしやすい社会に大きく変わることこそ、自国開催の意義」と信じている。