新型コロナウイルスの感染拡大を受け、県内12市町が中学校の部活動を中止していることが、24日までの下野新聞社の調べで分かった。再開するタイミングは感染状況を見ながら検討とする市町が多い。1カ月近く活動できない地域もあり、コロナ禍が子どもたちの生活に影を落としている。

 同日までに部活動を中止しているのは矢板、小山、さくら、栃木、佐野、鹿沼、那須烏山、塩谷、高根沢、壬生、那珂川、野木の12市町。また同日、日光と足利の両市が学校再開後の部活動の一時中止を決めた。

 最も早い時期に中止したのは那須烏山市と那珂川町。同市内の保育園でクラスター(感染者集団)が発生したことなどを受け、7月31日から、大会などを除いて活動を見合わせている。那珂川町教委は「安全を考えての判断」と説明した。

 8月に入り感染状況が悪化し、佐野、矢板、小山など中止に動く市町が増加。本県に緊急事態宣言が発令された20日には高根沢、壬生、野木の3町も加わった。

 中止期間は那須烏山市と那珂川町が29日まで。小山市や高根沢町などが最も遅い9月12日までとしているが、いずれも感染状況によって延長する可能性がある。夏休み明けにオンライン授業などを実施する佐野市は、一斉登校が始まる同21日以降、各学校長の判断で部活動を実施するか決める。