飾り物を制作した陽北中美術部員ら

 【宇都宮】15~19日に開かれる八坂神社(今泉4丁目)の夏大祭・天王祭を前に、地元の陽北中美術部2年生らが11日、企画制作した「七福神」の飾り物を同神社境内に奉納した。飾り物制作は外部への発注などが続いていたが、昨年から同中美術部の作となり、地域住民には「地元回帰」を歓迎する声が広がっている。

 飾り物は宝暦年間(1751~64年)に氏子が始めたとされ、1990年代ごろからは業者や文星芸大生などが制作していた。昨年、神社側からの依頼を受け、同中側が快諾した。

 今年、制作にあたったのは2年生の部員10人で、七福神にちなんだ飾り物制作を企画した。リーダーの安部葵優(あべあゆ)さん(13)は「地域に福を与えたい」と考えたという。この日は、ベニヤ板(縦横各1・8メートル)に七福神を描き、顔を出せるようにした「顔はめパネル」のほか、同サイズの板に描いた宝船の帆、地元の業者が作った木枠に色を塗り仕上げた宝船などを、境内に並べた。境内の池の上には、釣り糸で縁起物の飾りもつるした。