ヘアドネーションのため髪を切った宮本さん

美容室でカットに臨む宮本さん(左)

ヘアドネーションのため髪を切った宮本さん 美容室でカットに臨む宮本さん(左)

 病気などで頭髪に悩みを持つ子どもに医療用ウィッグを贈る活動「ヘアドネーション(ヘアドネ)」に協力するため、栃木県真岡市、小学6年宮本友悠(みやもとゆうゆ)さん(12)が市内の美容室で2年半伸ばした髪を切った。小学3年時の2019年1月にも髪を寄贈しており、今回が2回目。「なるべく多くの人たちを助けたい」と自ら進んで取り組んでいる。

 宮本さんは小学3年時にテレビ番組を見てヘアドネを知った。同年代の少女が病気のためにウィッグを使って生活していることが紹介されており、「少しでも力になりたい。自分にできることはないか」と考えたという。

 自身がクラシックバレエをしていて髪を結うために髪を長く伸ばしていたことから、ヘアドネが可能か家族に相談。家族が寄贈先を探し、医療用ウィッグメーカー「グローウィング」(大阪市)が運営する「つな髪」プロジェクトに切った髪を贈った。

 前回から2年半ほどたち、髪が十分に伸びたことや、1年半ごとにあるバレエの発表会が3月に終わったことから今回、再び切ることを決めた。ヘアドネに賛同する美容室で20日、長さ31センチをカット。髪は今回も「つな髪」に郵送して寄贈する。

 宮本さんは「2回目なので緊張しなかった。少しでも人助けになればいいと思う」と達成感をにじませ、「(作られたウィッグは)自分の髪のように使ってほしい」と願った。今後も髪が伸びたらヘアドネを続けていくという。