宇都宮市議らが昨年11月の知事選告示前に福田富一(ふくだとみかず)知事への投票を呼び掛ける違法文書を配布した事件で、公選法違反(法定外文書頒布、事前運動)罪に問われた知事の次男で前宇都宮市議福田陽(ふくだあきら)被告(37)の第2回公判が23日、宇都宮簡裁(細谷和信(ほそやかずのぶ)裁判官)で開かれた。文書を受け取った男性2人は証人尋問で、投票の呼び掛けと受け止めたと証言した。

 配布された数百通の文書のうち、起訴状に記載された全12通の受領者12人中8人が警察官で、4人が警察官の親族だった。弁護側は、供述調書の内容が類似していることなどから受領者の話の信用性に疑問を呈し、捜査経緯について尋問したいとしていた。