2019年に開かれたベリテンライブの様子

 【真岡】エフエム栃木(レディオベリー)は23日、9月11、12の両日に下籠谷(しもこもりや)の井頭公園運動広場で予定していた恒例の野外音楽フェス「ベリテンライブ2021 Special」を中止すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応で、初の中止となった昨年に続き2年連続となる。

 同社によると、国の緊急事態宣言が本県にも発令される中、デルタ株によって爆発的に感染が広がった際、来場者の安全確保に支障をきたすと判断した。チケットは既に完売しており、払い戻しを行う。払い戻しの詳細は後日発表する。

 例年の野外フェスは1日限りで開催しているが、今年は2日間に分けて来場者を分散させるなど、感染対策を図っていた。

 同社の鈴木峰雄(すずきみねお)社長は開催した場合は県内医療機関への負担が増す危険性なども考慮した上で「来場者やアーティストに野外フェスの自由な空間を心から楽しんでいただき、地元の皆さまに歓迎していただけるフェスの開催は困難」とし、「安心・安全な環境の下で音楽を楽しんでもらえるよう、来年の開催に向けて取り組む」とコメントした。

 ベリテンライブは同社の開局10周年を記念し、2003年から開催している。県内外から音楽ファンや家族連れらが訪れ、例年約1万5千人を動員。今年はザ・クロマニヨンズやクリープハイプ、Creepy Nuts、宇都宮市出身の秋山黄色(あきやまきいろ)らが出演を予定していた。