40個ほどの花芽を付けたタカサゴユリとみられる花

 日光市小林、農業青木忠村(あおきただむら)さん(78)方の庭で、タカサゴユリとみられる花が1本の茎に40個ほど咲いている。

 県立博物館の星直斗(ほしなおと)自然課長(50)によると、茎の形が平になる「帯化(たいか)」と呼ばれる突然変異による現象。これほど多くの花芽が付くのは珍しいという。

 草丈は約1メートル90センチ。草丈や葉の細さからタカサゴユリと推定できるが、特徴とされる花弁の外側に入る淡紫色の線がないため、近似種テッポウユリと交雑したシンテッポウユリの可能性もある。

 20日以前に数輪開花し、22日までに満開になったという。青木さんは「4年前から自生しているが、これほど多く花を付けたのは初めてで驚いた」と話していた。