臨時記者会見で新型コロナウイルスに関する新たな対策を発表する福田知事=20日午後、県庁

 福田富一(ふくだとみかず)知事は20日の臨時記者会見で、新型コロナウイルス感染者の急増に伴う夏休み明けの学校対応を巡り「分散登校にするか、リモートにするか考えていくべきだ」と自身の考えを明らかにした。

 県教委は現在、県立学校を通常登校とする方針で、各市町教委にも参考として示している。会見に同席した荒川政利(あらかわまさとし)教育長は「リモート授業や分散登校に対応できる準備をしつつ、子どもたちの学びを保障するという観点でなるべく(学校教育を)継続していきたい」などと説明した。

 この発言を受けて福田知事は「200人前後の感染者が出ている中で通常登校はない」と指摘。「9月に授業が再開する学校は、来週の数字を見て判断すべきだ」とし、来週中に始まる学校については「各市町教育委員会の判断を尊重するしかない」と述べた。感染対策と学習の両立が求められる中、各教育委員会は難しい判断を迫られる。