県自然環境課は20日、那須烏山市野上の民有地で、特定外来生物で毒を持つ「セアカゴケグモ」の成体5匹と卵のう10個以上が見つかったと発表した。県内での確認は2018年5月に続き4例目。卵が見つかったのは初めてという。周辺で新たな個体は発見されていないが、県と同市は経過観察を続ける。

 同課によると、18日に地域住民が「見たことのないクモと卵らしきものを見つけた」と、同市に通報した。環境省に調査を依頼し、19日にセアカゴケグモと確認された。県外から運ばれた資材に付着していたとみられる。

 発見した個体は殺処分しており、人的被害はなかった。同課は「見つけても素手で捕まえたり、触ったりしないよう気を付けてほしい」と呼び掛けている。